2007年03月24日
人の結び付き=地域力・・・ 静岡新聞の記事

人の結び付きを原動力に、地域社会の再生の在り方を考える「地域活性化シンポジウム」(内閣府主催)が、東京都内で開かれたそうです。
シンポジウムの中のパネルディスカッションで、気になる記事が書かれていたので、下記にご紹介します。
「人間力×人間力=地域力」をテーマとしたパネルディスカッションは、新潟県村上市でまちづくり推進役を務める吉川美貴さんと牧場経営でも知られるタレントの田中義剛さんの地域での取り組みや思いを中心に展開された。
まず、吉川さんが、一九九八年から始めた城下町に残る伝統的な「町屋」の内部を公開する観光事業を紹介。ひな人形やびょうぶを展示する年二回のイベントを行ない、五十五日間で観光客が十数万人訪れ、十億円近い経済効果を挙げているという。最初は、閉鎖的で、新しい試みに尻込みしがちな城下町の気質が障害になると思われたが、「企画書を作って(百軒近い)民家一軒一軒にお願いをして回り、六十軒からひな人形を出してもらうまでになった」といい、足で稼ぐ地道な努力の積み重ねが大事だと強調した。
町屋公開により、「(旅行者に説明する役割を担ってくれた)お年寄りが元気になった」と話し、地域力が生んだ地元住民の生活の変化についても手応えを実感したという。
現在、ブロック塀導入で廃れてしまった黒塀を市民の力で復元する計画を進めており「一年通して、独自の風景に出会える城下町らしい風情、町並みを再生したい」と意気込む。
こちらの事例は、まさに森のがぁんこや、そして森町中央通り、遠州森町が目指しているものそのものです。
森のがぁんこやでもこの春、中央通りの各商店、民家に、おひなさまを飾ってもらうよう一軒一軒に呼びかけるという取り組みをしたばかり。
こういった取り組みを地道に続けていれば、村上市のような活性化につながっていくはず・・・
そう思わせてくれるような記事です。
Posted by 森のがぁんこや at 11:51│Comments(0)
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